「住宅ローン控除」

マイホームを計画されている方は
一度は聞いたことがある言葉ではないでしょうか

マイホームを取得する際に
知っておきたいことのひとつが、この「住宅ローン控除」です

そこで今回は「住宅ローン控除の概要についてお答えします

 

そもそも【控除】とは、
ある金額から一定の金額を差し引くことを言いますよね

ですので、『住宅ローン控除』とは住宅ローンの年末残高に応じて、
一定額が所得税等から差し引かれる制度です。

つまり、払った税金が戻ってくるのです!

ただし、税金が戻ってくると言っても期間があります
さらに、取得する住宅の種類や入居時期、
適用される消費税率によって控除額は変わってきます

 

では、住宅ローン控除を受けるためには
どのような条件が必要なのでしょうか?

 

【1】 控除の対象となる借入金等の額

次の目的で借入を行うと住宅ローンの年末残高が対象となります

・住宅の新築・購入等
・住宅の取得のための敷地の取得
・一定の増改築

 

【2】 控除の対象となる住宅

主に居住を目的とし、次の要件を満たす住宅が対象となります

・新築や購入した住宅の床面積が50㎡以上。
・中古住宅の場合は一定の耐震基準に適合する等

 

【3】 適用居住年・控除期間

平成29年12月31日までに居住し控除期間は10年間です

 

【4】 控除額等

・ローン残高の上限は4000万
・控除率は1.0%
・各年の控除限度額は40万円
・最大控除額は400万円

詳細については「住宅ローン控除の仕組みについて教えてください」

でお答えします

 

【5】 所得要件

合計所得金額3000万円以下。

 

以上が、住宅ローン控除を受けるための主な条件です。

さらに、住宅取得後は一定の書類を添付して確定申告を行う必要があります
ただし、サラリーマンの場合、2年目以降は会社の年末調整で控除が行われます

住宅ローンを借りてマイホームを取得するほとんどの方が
住宅ローン控除を受けることができるはずです

適用期限は、平成29年12月31日居住分までです。
このお得な制度が利用できる期間に
マイホーム取得計画を進められてはいかがでしょうか?