新築の間取りを考える際に
ご要望が増えてきたファミリークローゼット

ご家族全員分の衣類などを
１つの空間に収納できることが
最大の特徴となっています

便利そうなので間取りに取り入れたい！

しかし、一口にファミリークローゼットといっても
実際にどういった点が便利なのか？デメリットはないのか？
と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか？

そこで今回はファミリークローゼットを作るうえでの
メリット・デメリットをご紹介していきたいと思います

 

メリット

①家事の効率がUP

家事動線が短くなるので家事の負担を軽減することができます！
収納するのはファミリークローゼットの1ヶ所で済むので
洗濯後、乾いた洗濯物を各お部屋に運ばなくて良いのでとても楽です

また、脱衣所・洗面所・ランドリールームなどが近くにある場合
「洗濯→干す→しまう→着替える→脱ぐ　…洗濯」という
一連の作業が同じ階で完結できるので家事の効率が格段にUPします

②ものの管理がしやすい

ファミリークローゼットには服はもちろん
帽子やバッグ、仕事や趣味の道具、季節のもの
などなど様々なものを収納できます

「これはファミリークローゼットに直す」と決めていれば
どこに何があるのかを探す手間が省けますし
部屋も散らかりにくくなります

③着替えや身支度が楽々

朝の身支度を整えたり、帰宅後服を着替える際に
毎回自分の部屋まで服を取りに行く手間が省けます
特に2階に自分の部屋がある場合はとっても楽ですよね

 

デメリット

①充分なスペースが必要

ご家族全員分の衣類などを収納することがメリットなのですが
そのためには最低でも3帖ほどの広さが欲しいところです

家族構成や、何を収納するかによって必要な広さは変わってきますが
あまりゆとりのない広さだと逆にストレスを感じてしまうことも…

②間取りのバランスが難しい

ファミリークローゼットにはある程度広さが必要になるので
間取りを考えるときに他の部屋とのバランスを取るのが
少し難しくなるかもしれません

③思春期の子供が嫌がる可能性がある

思春期のお子様がいる場合、また、今後思春期を迎える場合
もしかしたら家族全員一緒のクローゼット
そして、その中での着替えを嫌がる可能性があります

 

以上、メリット・デメリットをご紹介させていただきました

ファミリークローゼットを作る場合は
・家族構成や何を収納するかを考えて広さを決める
・間取りの配置・バランスをよく考えて設計する

こちらがポイントになってくるのではないかと思います

 

ファミリークローゼットという名の通り
ご家族で共有する収納スペースになりますので
ぜひご家族で話し合い、採用するかどうか決めていただければと思います

今回の記事が少しでもご参考になれば幸いです