二世帯住宅は親世帯・子世帯、それぞれのライフスタイルを大切にしながらも

必要なところで支えあう事が出来る素敵な関係です。

ふたつの家族が一つの屋根下で快適に過ごすため、

住まいのつくりかたにも大きく分けて３つの考えがあります。

そこで今回は、二世帯住宅を考えるときのポイントをご紹介いたしますね。

 

その１・・・どの部分を共有するか？

いっしょに住むみんなが快適に過ごして行くためには

「共通にしたいところ」「別々にしておきたいところ」を上手に使い分ける事が大切です。

例えば

 

A：いつも一緒が良い共有タイプ（玄関・キッチン・お風呂などすべて共有）

B：ほどよく分けたい融合分離タイプ（玄関やお風呂だけなど一部を共有）

C：全部分けたい分離タイプ（空間をすべて分けて日常の暮らしをすべて分ける）

 

 

 

 

 

 

 

その２・・・どっちとの同居なのか？

息子さん夫婦と同居か？娘さん夫婦と同居なのか？

コミュニケーションの楽しさは同じでも、間取りの考え方は少し違います。

 

息子さん夫婦と同居の場合…子世帯のママが新しくご家族に加わる

おばあちゃんとママ、女性同士がお互いに気兼ねする事がないように

家事スペースは2つに分けた上で、お孫さんとのコミュニケーションや子育て

の協力のしやすさを大切にした、親世代と過ごせる空間造り。

 

 

娘さん夫婦と同居の場合…子世帯のパパが新しくご家族に加わる

パパが気兼ねなくくつろげる配慮を行いながら母娘で一緒に行う子育てや家事などの

生活全般に対する協力体制にポイントを置いた空間造り。

 

 

二世帯住宅のご建築は新しい住まいへの期待感や、ライフスタイルの相違に対する

不安など複雑なご計画となります。一緒に過ごすと言うことは、家族の成長と共に

楽しい思い出を育みます。一つの屋根下で永く住み継ぐためにも要点をまとめ

ご計画を進めていきましょう。