住宅を購入する際には色々な補助金や税金の控除など

優遇制度を受ける事が出来ます。

 

１】住宅ローン控除

住宅ローンを利用した場合に受けられる制度です。

年末の住宅ローン残高の１％（最大５０万）を上限に

所得税から控除されます。

 

現在の控除期間は10年間ですが、消費税が増税される

2019年10月1日～2020年12月31日までに入居した

場合は3年間延長され13年となります。

 

２】投資型減税

住宅ローン控除は住宅ローンを利用する必要がありますが

現金で購入された場合でも所得税が控除される制度です。

 

この制度を利用するためには長期優良住宅や

低炭素住宅など耐久性や省エネ性に優れた住宅に

する必要があり、住宅の性能を高めるために必要な

標準的な費用の１０％、最大６５万円の控除を

1年間受けることが出来、１年で控除しきれない場合は

翌年の所得税からも控除されます。

 

３】すまい給付金

一定の収入以下の方に対し年収に応じて

最大30万円の現金が給付される制度です。

給付金を受けるためには床面積が５０㎡以上で

第三者機関の検査を受けた住宅などの条件を

クリアすることが必要です。

また、住宅ローン利用せず現金での購入の場合は

追加の条件を満たす必要があります。

 

すまい給付金も住宅ローン控除と同じように

2019年10月の増税以降で購入された場合は

給付額が増額され最大50万円の給付を受ける

事が出来、年収の対象も広がります。

 

４】次世代住宅ポイント制度

省エネ性能や耐震など一定の性能満たす住宅や

家事負担を軽減する設備を設置した場合に

最大３５万ポイントがもらえる制度です。

もらったポイントは省エネ家電や子育て用品など

さまざまな商品と交換できます。

 

こちらの制度も10月の消費増税以降の引き渡しで

10％の消費税がかかる物件が対象です。

 

 

このように色々な制度があり、上記の制度以外にも

リフォームローンを利用した場合や親や祖父母から

購入資金の援助を受けた場合などさまざまな優遇制度や

補助金の制度があります。

 

また、独自の制度を設けている自治体もありますので

住宅を購入される際は自治体に問い合わせるなど

どの様な優遇制度があるのか、しっかりチェックして下さい。