新築住宅を建てる際は建物と土地以外にも
多くの費用がかかります。
その中の一つが「水道加入金」です。
水道加入金とは新しく建物を建てて水道を引く際に
建築地の自治体へ支払う費用です。
徴収された水道加入金は水道設備の整備や維持など
安定した水の供給を図るために使われます。
加入金の金額は建築される自治体や
建築される建物に設置する蛇口の数によって
水道メーターの口径が変わるため
メーター口径によっても金額が変わります。
一般的な住宅の場合 口径13㎜で約3~20万円
2世帯住宅など蛇口が多い建物ですと
口径20㎜ 7~35万円ほどになり
建築地や口径によ金額が大きく変わります。
福岡市の場合ですと、一般的な住宅の場合は
口径13㎜ ¥32,400
2世代住宅など蛇口が多い建物ですと
口径20㎜ ¥75,600となっております。
また水道加入金は不要な場合もあります。
分譲地などで土地の価格に含まれている場合や
以前、建物が建っており既に加入金が支払われて
いる場合は不要です。
また建替えの場合で加入金を支払い済みの場合でも
口径を大きくした時は加入金の差額を支払う必要があります。
このように水道加入金は建築地の立地や
建築する建物によって必要な場合と不要な場合が
ありますし金額も大きく変わりますので
資金計画にも影響があります。
早めに把握して計画を進めていきましょう。