家づくりを進めると色々な建物の種類や
国の制度などを耳にするかと思います。
その中でも長期優良住宅は
良く耳にするのではないでしょうか
今回は長期優良住宅についてご説明いたします。
長期優良住宅とは長期間にわたり良好な状態で住むために
省エネ性やメンテナンスのしやすさなどを考慮した
造りになっていて国の認定を受けた住宅の事を言います。
長期優良住宅の認定を受けるには
下記の基準を全てクリアする必要があります。
1)構造躯体などの劣化対策
2)耐震性
3)維持管理・更新の容易性
4)可変性
5)バリアフリー対策
6)省エネルギー対策
7)居住環境
8)住戸面積
9)維持保全計画
上記の条件をクリアするために耐震性や断熱性能を
良くする必要がある事と申請費が必要になり
建物価格が高くなります。
□長期優良住宅のメリット
一般的な住宅に比べ長期優良住宅にすることにより建物価格は高く
なりますがメリットも受けることが出来ます。
省エネ性能が高く光熱費が抑えられますし
断熱性能が高いので各部屋の温度差が少なく
ヒートショックの心配も軽減出来ますし
耐震性もあり安心して快適に過ごすことが出来ます。
メリット2つめとして税制優遇を受けることが出来ます。
住宅ローン控除額が最大400万円から500万円に
認定受託の特別控除が最大65万円
登録免許税が0.1%へ軽減や住宅取得税控除
などの優遇があります。
上記の様に色々なメリットを受けることが出来ますが
長期優良住宅の認定を受ける際に家のメンテナンス
スケジュールを作成し提出し、それに沿って定期的に
メンテナンスを行う必要がありますので、その都度
メンテナンス費用が発生します。
長期優良住宅に限らず認定制度の利用を検討される際は
メリットとデメリット、コストや優遇制度などを
充分に理解したうえで検討されて下さい。