家づくりを進めると色々な建物の種類や
国の制度などを耳にするかと思います。
低炭素住宅も聞かれたことがある方も
多いのではないでしょうか
今回は低炭素住宅についてご説明いたします。
低炭素住宅とは家の断熱性能がよく低炭素に関係する設備
を導入したエコな住宅で、所管行政庁の認定を受けた
住宅の事を言います。
低炭素住宅の認定を受けるには
下記の条件をクリアする必要があります。
1)断熱等性能等級4をクリア
2)一次エネルギー消費量問等級5をクリア
3)下記の選択的項目2以上に該当
①節水に資する機器の設置
②雨水・井水・雑排水利用
③HEMS・BEMSの設置
④定置型蓄電池の設置
⑤一定のヒートアイランド対策を講じている
⑥住宅の劣化軽減に資する措置を講じている
⑦木造住宅もしくは木造建築物である
⑧高炉セメント等を使用している
上記の条件をクリアするために断熱性能を良くしたり
設備を導入する必要がある事と申請費が必要になり
建物価格が高くなります。
□低炭素住宅のメリット
低炭素住宅にすることにより建物価格は高く
なりますがメリットも受けることが出来ます。
省エネ性能が高く光熱費が抑えられますし
断熱性能が高いので各部屋の温度差がなく
ヒートショックの心配も軽減出来るので
安心して快適に過ごすことが出来ます。
メリット2つめとして税制優遇を受けることが出来ます。
住宅ローン控除額が最大400万円から500万円に
認定受託の特別控除が最大65万円
登録免許税が0.1%へ軽減などの優遇があります。
低炭素住宅に限らず認定制度の利用を検討される際は
メリットとデメリット、コストや優遇制度などを
良く知ったうえで検討されて下さい。