注文住宅で新築戸建となると
大きな『吹き抜け』をイメージ
される方も多いと思います
吹き抜けのある間取りは本当に人気です
自分達のつくる住まいにも吹き抜けが欲しい!
そう思われる方も多いと思います
敷地条件に関わらず明るい光を家の中に
取り込むことができ、お部屋の印象も
明るく開放的になります
また、吹き抜けがあるだけで
ぐっとおしゃれにみえますよね
メリットがあるということは
デメリットもあります
中でも大変なのは『お掃除』です
吹き抜けがあるということは
2階の天井まで、その空間には
何にもないということです
つまり、吹き抜けに設置する窓や
風をまわす為に設置するファンの
お掃除対策が必要となります
間取りや設置する窓の種類で
このお掃除問題が解決できることも
ありますのでご紹介します
吹き抜けの窓やファンは
2階の窓や天井の位置と同じ
高さになることが多いです
その為、掃除が出来るように
手が届く場所に吹き抜けの窓や
ファンがあるといいですよね
◆ 対策 ◆
①室内吹き抜けに隣接して廊下を設ける
②吹き抜け外部にバルコニーを設ける
③窓のガラスや設置するファンを工夫する
窓や間取りで解決できる対策として
大きく3つご紹介します
①吹き抜けに隣接して2階の廊下を
設けると、廊下から窓やファンの距離が
近くなるのでお掃除しやすくなります
どうしても2階の廊下を吹き抜けに面して
つくれない場合には、隣接するお部屋に
室内窓を設けても良いかと思います
②吹き抜け外部に窓が拭けるよう
バルコニーを設置するとお掃除のしやすさは
ぐっとあがります
①・②で内外ともにしっかりとお掃除が
できますので、吹抜けをつくっても
お掃除のストレスは解消できそうですよね
しかしながら。。。①・②どちらも
難しい!!!ということがまれにあります
そのときは③です
どうしても窓やファンに手が届かない
場合には設置するもの自体に工夫をする
必要があります
例えば、窓のガラスですとすりガラスや
型ガラスといったガラス自体が
外が見えにくい加工がしてあるもの
このガラスにすると、外の光は取り込めますが
空や外の景色は見えなくなります
しかし、汚れもまた見えづらくなるのです
汚れ防止フィルムなどを貼るのも
効果的だと思います
また、ファンなどは1階部分まで
リモコンで簡単に降下させることが
出来る商品があります
こうして設置するもの自体に工夫が
できるとお掃除の手間も減り、ストレス無く
吹抜けを設けることが出来ますよね
吹き抜けはつくるか否かで家の間取りは
もちろん、完成してからの生活にも
大きく影響してきます
吹き抜けのメリット・デメリット
またデメリットを解消できるか否か
しっかりとご検討ください