お家を建築する際にどこの住宅ローンを利用するか
皆さん結構迷っておられます。
ネットで金利の低い銀行を探して検討される事もあると思います。
住宅ローンは大きく二つに分かれます。
フラット35と民間金融機関です。
フラット35とは、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して
提供しているローンです。
では、どの様な違いがあるのかをお話していきますね。
☆金利
フラット35は全期間固定金利のみです。
ローンを借りている期間は返済金額か変わりませんので安心ですね。
また質の良い建物を建築する場合一定期間金利が優遇されます。
省エネ・耐震性・バリアフリー・耐久、可変性など
4つの基準の内どれか1つを満たしていれば適用されます。
内容によって金利Aと金利Bに該当します。
金利Aは10年間、金利Bは5年間
金利を0.25%下げてくれます。
民間金融機関は金利の種類が多くどれを選ぶか検討する必要があります。
超低金利の現在は最も低い変動金利が人気ですね。
但し金利が上昇すれば返済額も上がるので気を付けてください。
☆団体信用生命保険
団信とは、借入期間中にお申込人の方に万が一の事が有った時に
ローン残債を返済する為の保険です。
フラットの場合は、健康上の理由で加入出来ない場合もOKです。
保険料は、お申し込み人の方が負担をする事になっていますので、
その場合は金利が0.2%安くなります。
民間金融機関の場合は、団信を含んだ金利になっている為
保険に加入出来ない場合は借り入れも出来ないケースもあります。
☆保証料
借入れをする際、保証人の代わりに支払う費用です。
フラットの場合は不要ですが、
民間金融機関は必要です。
一括払いと金利に0.2%プラスして毎月の返済額と一緒に支払う方法があります。
☆事務手数料
フラットは、銀行やその他受付機関がたくさんあり、
それぞれの機関によって金額が変わります。
たとえば借入額の1%や1.5%などがあります。
3,000万円の借入れをすると30万円または45万円になります。
民間金融機関は32,400円や54,000円などが多いですね。
フラットにくらべると安いと思います。
☆審査
フラットは転職して間もない方や、
収入が不安定な自営業者の方も比較的とおりやすいです。
民間金融機関は銀行によって審査基準が違いますので、
○○銀行はOKだったけど××銀行はだめだったという事もありますよ。
以上のような違いがありまので、
ご自分に合う住宅ローンをご検討して下さいね。