土地を決める際に、道路と敷地の高低差がどのくらい
あるのかは、大きなポイントの一つですよね。

ほとんどの方が、道路と敷地の高低差はあまりない方がいい
と仰います。

理由としては、駐車スペースをつくる時に費用が多く掛かったり、
階段を上らないと玄関に行けないのが不便と感じる等、様々です。

ですが、高低差がある敷地を敢えて選ばれる方も少なくありません。

今回は、高低差がある土地でお家を建てる時のメリットを
お伝えします。

メリット1:目線が合わない
ほとんどの方が、リビングスペースなどには、開放感を意識して
大きな窓を希望されます。

ですが、道路に対して平坦な土地であれば、
大きな窓を道路側に設置すると通行人との目線が同じになり
目線を避ける為に、目隠し用のフェンスや、樹木を植えたりと
別途費用を考えないといけない場合もあります。

高低差があれば、通行人と目線が合う可能性がかなり低くなりますし、
目線を遮る為のフェンスや樹木を植える必要もありません。

メリット2:洗濯物を干すときに周りを気にしなくていい
メリット1と似ている内容になりますが、
洗濯ものを干すときに、ご近所さんや通行人の目線を
気にして、お庭やバルコニーで干しづらい!という
ご意見をよく聞きます。

せっかくお庭スペースやバルコニーをつくったけど
そこでは洗濯物は干したくないから
室内での物干しスペースを別に確保される方もいらっしゃいます。

そうなるとお家が大きくなる分、建物価格も上がってしまいます。

高低差のある敷地であれば、その点の心配は必要なくなる為
お庭スペースやバルコニースペースを家事作業に
有効的に使う事ができるのです。

メリット3:土地にかける費用が抑えられる場合がある
冒頭でもご説明したように、高低差がある土地は、
駐車スペーを確保するために、造成の費用が多額にかかる場合があります。

その為、道路に対して平坦な土地よりも土地価格が
低く設定されている事があります。

もちろん造成費用まで込で考えると、高低差が無い土地と
同じ金額になってしまう場合もありますが、

場合によっては、造成費用を含めても平坦な土地に
比べて土地価格が抑えられるケースもあります。

平坦地には、平坦地のメリット・デメリット、
高低差がある土地にもメリット・デメリットがあります。

そこに住む方のこだわりや、ご要望、生活スタイルによって
デメリットが無くなる事もあります。

土地選びでお悩みの方は、是非参考にして頂けたらと思います。