間取りのお打合せの際に、ご要望や必要な部屋数をお聞きすると
ほどんどの方から「LDKと和室」との返答が返ってきます。
打合せ当初は
「なんとなく”和室があると便利そう」
「和室があると色々な使い方が出来そう」など
漠然としたイメージでご要望される方が多いです。
ですが、詳しくお打合せを進めていくうちに和室を無くして
LDKを広げたり、洋室に変更されるなど
和室を無くす方も多くなって来ました。
和室を設ける方の理由としては
・和の空間があると落ち着く
・来客が多く、客室として使いたい
・両親が遊びに来た時に泊まる部屋が必要
・赤ちゃんなど子供のお昼寝スペースがほしい
・子供が小さいうちは、家族全員で一階に寝たい
・洗濯物をたたむ時などに便利だから
・仏壇を置くスペースを確保したい
・将来、両親との同居を考えて部屋を確保しておきたい
などがあります。
和室を作らなくてもいい方の理由としては
・今の家にもあるが使っていない
・広いリビング空間を確保したい
・土地の広さに制限があり広さが確保出来ない
・実家も近く、泊まるような来客がない
などがあります。
また、最近ではホームセンターなどで置き畳が手軽に入手出来るので
必要な時に置き畳を敷いて利用する方も多くなってきました。
一言で和室と言っても用途によって独立型の和室がいいのか
リビングとつなげた空間がいいのか、
また、用途によっては3畳ほとの畳コーナーを設けるだけでも
ご要望を十分満たせるかと思います。
和室の有無を考える時には、普段の生活でどの様な
使い方をしているか、新しい間取りではどんな使い方をしたいのか
ご家族の生活をイメージして考えると後悔の無い暮らしやすい
家づくりが出来るかと思います。