最近はナチュラルテイストのお家が増えてきて
無垢というワードをよく耳にしますよね。
無垢のイメージは良いけど、
本当にいいの?何がいいの?と
思われる方もいらっしゃいます。
結論から言いますと、
個人的には無垢の床はおすすめです。
家の雰囲気は、床で決まるといっても過言じゃありません。
床を無垢にするだけで雰囲気が全然違います!
今回は、床材を無垢にすると
なぜ良いのかをご紹介したいと思います。
無垢の良い所 ~その1~ 家の雰囲気が良くなる
家づくりを考え始めた時に、本屋さんやインターネットなどで
住宅雑誌を見たことはありませんか?
目を惹くような雰囲気が良いお家の写真のほとんどに
実は床が映っているんです。
そしてそのほとんどが無垢の床であることが多いんです。
本物の木の風合いが良い雰囲気を演出してくれます。
ただし、無垢の床は高級であることが多いため
住宅会社の多くが無垢の床はオプションです。
無垢の床が標準かどうかは必ず確認をしましょう!
またオプションにした場合どのくらい費用がかかるかも
事前に確認をして、予算オーバーにならない計画をしてくださいね。
無垢の良い所 ~その2~ 健康にいい床
無垢の良い所は雰囲気だけではないんです。
実は健康にもいいとされています。
林野庁の公式HPには、
無垢に触れるとストレス軽減・リラックス効果があることが掲載されています。
仕事に育児に…etc
ストレスを抱えている方には
無垢の床材はおすすめです。
ただし、触れないとその効果はありません。
素足での生活をおすすめいたします。
林野庁HP
http://www.rinya.maff.go.jp/j/kidukai/con_2_2.html
無垢の良い所 ~その3~ 傷が目立ちにくい
本物の木を使用しているため、傷はつきます。
ただ、本物の木だからこそ一枚一枚違う模様や色合いですので
均一にそろった模様の合板床に比べて傷が目立ちにくいんです。
ただし、無垢の樹種によっては、
パイン材のような柔らかい素材のものから
メイプル材のような固い素材と様々ありますので、
確認をされてくださいね。
無垢の良い所 ~その4~ 年月が経つごとに味わいがでる
年月が経つごとに木の色が濃くなって味わいが出できたり
傷やシミと言ったネガティブな部分もいい味が出てきて
ヴィンテージ感・アンティーク感がより増します。
合板の床ですと、傷がつくと見た目が悪くなり
愛着がわきにくいといったこともあるかもしれません。
ヴィンテージの良さがわからない!
傷やシミは絶対に嫌!という方は無垢の床材ではなく
靴で歩いても傷がつきにくい
強度に特化した合板の床をおすすめいたします。
このように無垢の良い所をご紹介しましたが
いくつか注意点もあります。
温度変化や空気の乾燥によって多少の収縮が起こるため、
曲がりや割れが発生する場合があります。
無垢の樹種によって異なりますが、
ご検討されている住宅会社にお願いをして
実際に建てたお家を見せてもらい、
住んでる方の声をきいた方が良いと思います。
あとは、冒頭にもお伝えしましたが、
無垢の床は価格が高いことが多いため
1階も2階も全て無垢の床にするとなると
かなり高額になってしまう恐れがあります。
事前に金額の確認をきちんとされて
1階部分だけは無垢の床などご予算に合わせて選んでくださいね。
家の雰囲気は大半の面積を
占めている床で決まります。
どんな素材の床にするかが大事になってきますので
ご家族の考え方やライフスタイルによって
無垢の床を採用するかどうかのご検討をしてみて下さいね!